MR装置更新

前回の記事に続き、MRI装置の機器更新のお知らせです。

MRI1室の装置更新の工事も終了し、3月末より稼働開始しました。

MAGNETOM Vida です。


この装置はSIEMENSのハイエンド装置として位置付けられています。寝台にセンサーが内蔵されており、自動的に呼吸情報を認識することができるようになりました。これまで必要だった呼吸ベルトや呼吸センサーのセッティング、あるいはナビゲーターエコーの設定などの作業が不要になりました。

また、ガントリにタッチパネルが搭載されており、検査に必要な情報をベッドサイドで簡単に確認・選択することができるようになりました。そのまま検査に移行できるため、ワークフローの更なる高速化が期待されます。

そして、更新前の装置にはなかったDeep Learning技術も搭載されたことや、インジェクターと装置の同期が可能になったことも大きな特徴です。また、装置の更新に伴って検査室の内装も新しくなりました!床(木)と壁(ピンク)の色は、桜の木をイメージして設計されたそうです。

これからもよろしくね、Vidaくん!